moloの製品は同社の持つ優れたデザイン性と独創性、そして建築で培ったアイデアを基に開発されています。moloの代表プロダクトであるスペース・パーテーション softwall および softblock は、インテリア性と音響性能とを見事に融合させたルームチューニング製品で、各周波数あたりの吸音率データは米国標準技術研究所 NIST の試験所認定プログラム NVLAP の認定を取得しています。
また室内の音響チューニングのみならず、空間演出に優れ自由度高く柔軟性のあるパーテーションとしての機能性の高さも大変魅力的な製品です。再生音楽の解像度向上やお好みのサウンドステージなど、聴覚と視覚の両面において心地よいリスニング空間作りをサポートします。

molo design 社は、北米カナダのバンクーバーに本拠地を置く、デザイン・プロダクションスタジオです。Stephanie Forsythe(ステファニー・フォーサイス)氏と Todd MacAllen(トッド・マッカラン)氏が 2003 年に設立し、以来その豊かなデザイン性や創造性は世界各国から注目されています。

両氏は、カナダの大西洋岸港湾都市ハリファックスで建築を学んでいました。それから数多くの家屋や小規模の物件を設計・建設し、そのプロジェクトやコンセプトは国際的に高く評価されました。その功績が認められ 1999 年に完成した「コロラドハウス」は AR+D 賞(イギリスの国際的な建築雑誌の賞)を受賞しました。

また日本においては、2002 年青森県にて開催された国際建築コンクールの設計部門で優勝を果たしました。このコンクールは世界的にも著名な建築デザイナーである安藤忠雄氏と Jean Nouvel(ジャン・ヌーヴェル)氏が主な審査員となっており、世界各国から同社の優れたデザイン性と創造性がより高い注目を集めることとなったのです。

同社の優れたデザイン性と独創性は海外だけでなく日本の建築界からも注目されており、青森県の伝統文化である“ねぶた”の歴史を体感できる文化交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」の建築デザインも同社が手掛けています。