CLASSIC LINE
クラシック・ライン
オーディオシステムの真価を発揮する、
日本に適した特別設計モデル
長期使用に適した耐久性
LYRA(ライラ)の棚板部は、フラッグシップ・モデル“ULTIMATE LINE(アルティメット・ライン)”と同様、剛性に優れたHDFを採用。HDF は標準的な MDF と比較して、密度が高く耐久性が優れており、標準的な MDF では荷重が小さくても数年後には中央でわずかにたわむ事がありますが、HDFではこの問題が発生しづらく長期間において安心してご使用頂けます。
また本機のHDFには高品質なポリエステル樹脂を使用して製造する事で、更なる剛性を確保、共振や振動の減衰にも優れています。
剛性に優れたステンレス製支柱部
直径35mmφの支柱部は上位モデルと同様、無垢の削り出しステンレスを採用、更にダークグレーの半光沢塗料でコーティングしています。ステンレス製支柱部は、安定性が高いだけでなく、共振や振動の減衰においても非常に優れています。
フルモジュラー構造を採用することで、システムの変更時にはオプションの延長用支柱5cm、10cmの2種類があり、使用機器に合わせて棚板間の高さを変更する事ができます。
特別仕様による高い安定性
同社の従来仕様では各棚板間はスパイク支持によるスタック構造となっていますが、日本仕様では地震等を考慮し、メーカーとのやり取りを重ね日本専用のカスタムメイドの支柱を採用。棚板と支柱をリジットに連結させる構造により、外的要因による振動に対して非常に強い仕様になっており、国内のオーディオファイルにも安心してご使用頂ける設計です。
ボトムシェルフ(底板)については、スパイク仕様でスパイク受け(DSD)が付属します。
デカップリング
棚板や支柱の剛性を高めても、床からの振動を完全に減衰させることは出来ません。そのため棚板と支柱の間、スパイク受けの底面にカスタムメイド・ラバーを搭載。あらゆる周波数帯の振動エネルギーは、エラストマーによって熱エネルギーに変換される事で、効率的に振動を減衰します。
強固な連結構造
フラッグシップ・モデル“ULTIMATE LINE”にも採用された連結構造“zero shaking”を本機にも搭載。 棚板と支柱部はネジを使用して連結させることで、緩みが生じやすい連結部をより強固にすることが出来ます。安定性の向上だけでなく、不要振動を抑制する事で、システムのポテンシャルを最大限発揮させます。
イタリアの職人による美しい仕上げ
棚板と支柱の塗装は、特殊なポリエステル塗料を使用。湿度変化に強く、長期利用を想定した塗料を採用しています。支柱部の塗装は下塗りと仕上げの 2 段階、棚板は5段階の塗装を施す事で、長期的に優れた耐傷性を有しています。さらに、同社の塗装プロセスは全てがイタリアの熟練の職人によって行われています。プライマー(下地)塗装後の研磨工程さえも機械を使用することなく、完全に手作業で行われます。
更にイタリア/Sonus faber(ソナス・ファベール)社の協力を得て実現した特別仕上げ、“Sonus faber Edition”もございます。ソナス・ファベール社のスピーカーに使用している仕上げと同じ、Walnut(ウォルナット)とWenge(ウェンゲ)の2種類をラインナップ。上位機のREFERENCE LINEと同様、棚板中心を切削し、別で製作した中央パネルに天然木の美しい突板を合わせている事で、よりエレガントなデザインとなっています。